雨が音という音を吸い取ってしまったかのように 家の廻りは静まりかえって パソコンのファンの音だけが部屋を支配する こんな時は ラジカセのスイッチを入れるのも気が退けて しばし静寂に身をまかす 照明を落としてソファーに寝そべれば 時は・・・夕方とも夜中とも感じられる はるか遠くから 救急車のサイレンが坂を上り来て 夢の入り口から僕を連れ戻す さて・・・もう一仕事 でも・・・ 数字は静かな雨には似合わない 恋する乙女のように 夢の言葉を連ねてみましょうか
(Update : 2005/10/08)