虚と実
人気を得た人間や、札束に埋もれた生活を経験した人間の「人気やお金がこの世のすべてじゃない」の言葉には説得力があり真実味がある。
そうでない者の同じ言葉は、なんとかの遠吠え(負け惜しみ)ととられても仕方がない。
歌手でも画家でも小説家でも・・所謂売れた人間の「売れることだけが全てじゃない」の言葉は意味が深い。
大方はある程度のレベルを頂点と錯覚し、埋没する。一時成金とでも言おうか?お金が人気が身に付かない・・己の虚像を実物と勘違いする。
メッキははげる。真価はその人の人生のトータルで決まる。一時的な流行や、意図的なメディア戦略に翻弄されてはいけない。
でも本当は、そこまで極めなくても、同じくらいに達観できるのがいちばんイイのだけれど・・。
|