裸の王様
きみは裏方の力を過小評価している。裏方さんの支えがあってこそ、自分が表舞台に立てていることを解っていない。
共にトップを経験したお互いだけど・・・
きみは相変わらず華やかな居場所に固執し、身振り手振りよろしく熱弁を奮う。しかし、拍手の渦の中に、嘲笑の声を聞き分ける耳を、きみは持ち合わせているのだろうか?
僕は、敢えて退いた。隠遁とまでは言わないが・・少し離れたところから、物事を見つめるのも大切なことだと思っている。そうすれば、今まで見えなかったものが、鮮明に浮かび上がってくるのを目の当たりにする。声なき声が、ハッキリとした声で聞こえてくる。
「あなたの出番です。」・・蓄電したエネルギーは飽和状態に近いかも知れない。「いざ!出陣!」・・まだ見極めねばならぬことがある。そして、絶好のタイミング〜これが難しい。
流れを見よ。
時を掴め。
そして、何よりも
ひとの心に訴えよう!
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