わたなべあきおWeb

実像

年度の変わり目、

様々な組織、グループに変動が生じる。

ある組織のトップに、役所を定年退職した人がなった。

本人は気が付かない、長い間に染み付いた、上からモノを言う

高圧的な、時にひとを小馬鹿にしたような言葉が飛び出す。

前任者が僕の顔をちらりと見て、小さな溜息をつく・・・。

ウンザリの気持ちの他に、引き継ぎさえ終れば、後は・・の解放感も伺える。

組織の中で生きてきた人間が、組織の何たるかを解っていない。

きっと、役所と言うところは、まともな組織とは言えないのだろう。ところてん方式と呼ばれる所以か?

いずれ気が付くのだろうか?・・・

肩書きの無くなった一個の人間として自分の実像に。

(Update : 2005/03/30)