わたなべあきおWeb

獅子、身中の虫

相変わらず、僕の心の闘いは続いている。お読み頂いている方には「何のこっちゃ?」と言われるだろうが、あまり具体的には書けない。しかし、端的に言えば「組織の主導権争い」に巻き込まれているということである。

僕は自分で言ううのもおかしいが、あまりそうした名誉欲的な事には執着はない。前にも書いたが、僕はサブが似合う男だと思っている。サッカーではないが、トップ下が好きだ。(オイ、それこそメインじゃないか)と言われそうだけど・・・。

しかし事もあろうに、僕はトップにいる。しかも困ったことにツートップときている。そりゃあ・・・ぶつかるやろう!
いつも言っているが、僕は争わない。諍いは大嫌いだ。だから僕はいつも退く。しかしこれが相手には勘にさわるらしい。

僕はいつも思っている。真実は(真心は)必ず伝わる!・・と。
まさしく正義は勝つ。僕は人間の価値は正義感だと信じて生きてきている。このことは不言実行より有言実行で突き進んできた。だから僕の信奉者はかなりの数に及ぶ。それが又反感をかうのだろう。

如何なる組織も、敵は身内にいるものである。必ずと言っていいくらい、組織は中から崩れて行く。あの外に敵なしの百獣の王ライオンも、体内に宿る寄生虫に蝕まれ死んで行くのである。

如何に早くその害虫に気付くか。如何に早く除去するか。これが問題である。しかも、慎重に荒療治にならぬよう進めねばならない。こんな難題に僕は引きずり込まれてしまっているのである。

出来るのか?やらなくては!葛藤の日々は永遠に続きそうだ。

(Update : 2004/07/20)