僕のパンチ
高慢の鼻をへし折ってやる
傲慢な態度に心的蹴りを入れてやる
地球の軸を換えてやる、あんたが軸じゃない
無抵抗主義の神髄を見せてやる
恩知らずに本当の報恩を教え諭してやる
聞く耳持たずはあんただと言いたい
相手を赦せないのは相手以下だ
亡き人、その場にいない人の名を借りて我見を語るな
誰も何も言わないからって、自分ができてるわけじゃない
露骨な身内擁護は見苦しいだけだ
親の顔が見たいと言われるぜ
居直るならもっと格好良くやれよ
自分の口汚さに気付いたら大したものさ
口にチャックして、人の言うことを三分間聞いてみな
慈しみの中の厳しさなら解る
相手を逃げ場のない窮地に追い込むだけなら厳しさとは言わない
叱るときは相手に必ず一つや二つの逃げ道は作っておくものさ
必要な無駄、必要な悪もあるんだよ
心の会話ができなければ、他人のことなど言えないさ
相手が黙ったからって、自分が勝ったと思うなよ
潔癖性ときれい好きは違うぜ
他人の越権行為には目をつり上げるくせに、自分のそれはまかり通るんだな
捨てぜりふになったら、負けを認めたようなものさ
こんなこと言わせる前に・・・・・・解って欲しいさ・・・
こんな思いを心の中で叫びながら、表面はスーツにネクタイ締めて、言葉を丁寧語に変換?して、怒りや反骨の精神は選りすぐりの言葉と抑揚に込めて、披露・演説する僕が居る。聴衆の敵、味方は喋るものからすれば一目瞭然さ。目が語る。仕草が語る。そして何より雰囲気が語る。
《花よわかってくれるかい・・》
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