| 笑顔が一番約束通り彼女のお母さんに会いに行きました。
 大人のいじめ?に傷ついた人でした。
 
 その原因の何分の一かは、僕にあることを痛感しました。
 
 とにかく話を聞きました。愚痴でも何でもいいんです。吐き出すことです。
 
 一時間ぐらい経ったでしょうか、お母さんに笑顔と笑い声が出てきました。綺麗な優しい微笑みです。
 
 「わたしはホントは勝ち気な、気の強い女なんですよ」
 (そうですよ。その調子ですよ。頑張りましょう!)心で励ます僕がいました。
 
 何回か通ってあげよう。そう心に決めて失礼しました。
 
 そして、帰りの車の中で、僕は会話の中のひと言を何故か繰り返し考えていました。
 
 「常識のない人に、【非常識】を教えるのは難しい」
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