わたなべあきおWeb

誰似?

僕は明らかに母親似です。
でも内面的な部分では父親似かも知れません。そのことで誰の書いたものか忘れましたが、興味深い内容を想い出します。

男の子は母親似が多く、女の子は父親似が多いそうです。そして男の子は素地というか生地の面で言えば、母親似だけれども、年と共に次第に父親を基準にして、自己を鍛錬することによって、【男】になってゆくそうです。

一方女の子は、素質は父親似だけれども、後天的に母親に学ぶことによって、【女】になってゆくそうです。

そして僕が言葉として更に興味深く受け止めたのは、これらのことを、【生命における性の交錯】【先天と後天の真理】と表現されていることです。

ただ僕自身に目を向けたとき、そばに母親がいなかった現実の時の流れが、この方程式に乗り切れていない複雑さがあると思うのです。でも・・・空の上から見守る母は、何かにつけて大きな影響力を発揮してきました。そして僕はその母に「ありがとう」を言いたいのだけれども・・・届かないのです。夢の中ででもいいから「届いてるよ」とひと言・・・欲しいんですけどね。

(Update : 2004/04/11)