ともしび
哀れむべきは こころ貧しきひと
悲しむべきは こころ卑しきひと
憂うべきは こころさもしきひと
こころの問題なんて 今日こうしたから明日こうなるというものではない
長い年月の蓄積が こころの深さであり広さであり温かさである
でも・・・ときめきや閃きが 一瞬にしてこころの模様を塗り替えてしまうこともある
それというのも 鋭敏かつ繊細な こころの触覚があっての話
「類は友を呼ぶ」・・・どんな友に類しているか?
出来うることならば 刺激し合える友でありたい
怠惰 不遜な 友とはなりたくない
やっと巡り会えた 貴重な友は 嫌と言われても離れない
そして僕も 決して離さない
長い 長い 流離いの旅でした
時に あきらめ 飛び去ろうとしたこともありました
うつむき ひきずり 転げ ひざまずき・・・
掌を 合わせました
心に 灯火は輝きました
僕は 次のあなたに 灯火をかざしましょう
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