僕は追いかける自分になりたかった きみが見えているけれども 声をかけるには届かない そんな距離が好きだった そして早足で歩いて きみの長い髪の後ろ姿が どんどん近づいてくるのが嬉しかった そして・・・わざと追い越して・・・ きみが声をかける前に振り向いて 笑顔で両手を広げる自分を夢見ていた きみは僕の胸に飛び込んできてくれるだろうか
(Update : 2004/03/09)