低く僕に覆い被さっていた 鉛色の雲を強い南風が 吹き飛ばしていったまるで ビデオの早送りのスピードであまりの速さに 青空は 心の準備がなくて 慌てていた僕は 急な陽射しを受けて めまいを覚えたしばらく目を閉じて 心のレンズもいっしょに調整したゆっくり目を開くと 山のみどりはすぐ目の前に感じた晴れ渡る自然 晴れやかなこころもう春なんだ・・・南風が春を運んできた
(Update : 2004/03/06)