裸の王様
ユーモアは 素直な笑顔を 生んでくれる
かるい駄洒落も 頬を ゆるませる
貴男の それは そのつもりかも知れないが
僕の 辞書では からかい 揶揄 としか呼べないものなのさ
いつも 上から 見下して もの申されるが
貴男は 貴男の 背中が 見えないでしょう
われわれ 心の世界では 貴男は
大衆に 見下された 闘鶏場のなかの 鶏 にすぎないのさ
何様のつもりか 知らないが
裸の王様は 貴男なんですよ
そして そのクラウンは 貴男にお似合いの 鶏冠です
この ピエロの涙が お解りになりますか
おわかりにはならないでしょう 一生
おかわいそうな 裸の王様
どうぞ お風邪を 召しませぬように
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