WEDDING ANNIVERSARY
今日は僕たち夫婦の30回目の結婚記念日である。建国記念日というたいそうな記念日と同じ日なので、忘れることはないのだが、25年は銀婚式、30年は何婚式だっけ?「記念日と言ったっていつも家にいないんだから」と不満げに言われるが、そうかなあ?卓球の試合にでも行ってたのかなあ・・と思う。
今日は珍しく?在宅で、しんみり30年を振り返ってみようかとも思ったが、いざ考えるとなかなか言葉が出てこない。よく夫婦は空気みたいなものと言うけれども、確かにそうかも。普段はあまり意識しないが、何か家庭内に事件(病気・事故・子供問題)でも発生しようものなら、たちまちその重大なる存在価値を認識させられることになる。特に奥方に対して。
僕は恋愛結婚と言うよりは、哀れみ結婚とでも言うべき結婚で、スタートからして彼女には頭が上がらない。その上ほとんど子供扱いだから(一応僕が年上なのだが)家の中の雰囲気はお察しがつくというものだろう。まあしかし、母親(妻)太陽説には異論はないので、このまま小惑星の存在で生きてゆくことだろう。太陽が消滅したら何もかも終りだ。
「ごはんよ〜!」「う〜ん(内心・ハハ〜奥様ありがとうございます。これからも末永くよろしくお頼み申し上げます)」こんな夫婦なんですぞ。
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