わたなべあきおWeb

歯・歯っ!歯〜?

ただ今、歯の治療中である。初回の時「前回はいつ頃ですか?」と聞かれて「1年くらい前ですかね〜?」と答えると、間髪入れずに「3年も前です!」と厳しい口調で言われてしまった。言外に「こうなる前に点検治療も来なさいよ」と言いたいらしい。ごもっともなので「スミマセン」と患者なのに謝ってしまった。

レントゲン検査の結果、虫歯が3本、歯茎も相当痛んでいるとのこと。「チョット痛いですよ」と同時に、ホントに痛い治療が始まってしまった。いつも思うのだが「痛かったら手を挙げて」とか言われても、子供みたいでなかなか挙げにくいものだ。それと口を開けた状態で、しゃべらなければならない質問をされても、答えようがないっちゅ〜の!

今日は4回目の治療だったのだが、僕担当の歯科衛生士さんは僕好みのひとだ。歯の磨き方から、歯間ブラシの使い方までキチンと教えてくれる。そしてちょっと厳しい。僕はどうしてこういうタイプの女性に惹かれるんだろう?勝ち気で、男勝りで、どこかツンとしてて、それでいて時々チラッと女の色気を見せるひと。
そんなことを連想していると、「今日は終りです!」目を開けるととすぐ目の前に端正な顔立ちの彼女の顔があった。眼鏡を外して、マスクをとると、清楚な女性そのものであった。目がやさしく笑っている。「歯茎は飛躍的に良くなってきていますよ。言われた通り真面目に磨いておられますね。この調子でお願いしますよ」まるで僕は子供扱いだな・・・そんなことを思いながら、台から下りる。

キツイ治療後の痛みは残っていたが、ほんわかとした気持ちの方が勝っていた。にやけた顔をエレベーターのなかで元に戻して、外へ出た。ここのところ続いている寒風もさほどこたえなかった。男って不思議な生き物。僕だけかな?

(Update : 2004/01/28)