消エネ・ゴルフ
大事な得意先の【初打ちゴルフコンペ】とあって、不安な体調ではあったが出かけた。昨年の10月から練習どころかクラブさえ握っていない、まさにぶっつけ本番のゴルフ。何よりも足腰の治療中の身故、まともにまわれるのかしらん?と恐る恐るのスタートとなった。気温も3〜5度と低く、息子にもらったほっかいろを腰にあてて、太股にはサポーターを締め付けて、服やズボンの下はもう病人そのものである。
さて1組スタートの第1打。腰の捻転もなく、足も固定気味のまったくの手打ち。ところがこの超消エネ打法が良かった。球筋まっすぐ、距離もそこそこ、すばらしいあたりである。
「ナベさん、ほんまに腰悪いんかいな」とヤジが飛ぶ。
まっすぐさえ飛べば、歩く距離も減る、斜面の上り下りもない、身体への負担も最小限で止められる。そして何よりスコアがまとまる。パッティングの感覚の戻りはしようがないとして、いかにフェアウエーキープが大切かを思い知らされた。
結局あがってみれば、51,50の101で、4位入賞という結果であった。
力まず、振り回さず、パンチショット気味に、まっすぐ打つ。健康なときに出来なかったことが、この体調不良の中でできてしまった。これなんだ!と内心大喜び。
しかしさすがに後半の後半は、傍目から見ても痛々しかったらしく、「ヤッパリ悪かったんや」と変な慰めを受ける。
風呂で充分身体を温めて、揉みほぐして、なおかつ帰ってからも病院へ行き治療を受け、明日に引きずらないように気をつけて、そしていよいよ、卓球再開への可能性がでてきたようである。
折しもスポーツニュースでは全日本選手権。気がはやる。
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