おませさん
昨日のこと。お得意先の奥さんから電話が入り「お湯が出ないから早く来てっ！」とのこと。いろいろと紹介をしてくれる上？得意様のこと故、急遽Ｕターンしてお宅訪問。
サービス業務をおろそかにしてはいけない。これ業界の鉄則。
最近の機械はエラー内容を表示してくれるので助かる。「水量サーボの不具合」と判明。高額修理の可能性ありなので取替ということで決着。
お茶をいただきながら、奥さんのイメージが変わっていたので「ヘアースタイル変えたん？」（年下なんで）
「えっ、う〜ん。かまうのめんどくさいし、染めやすく、セットしやすいようにね」
「ふ〜ん・・・」
明くる日（つまり今日）取替工事に出かける。土曜日なので中学生の女の子がいた。仕事を終えてまたお茶の時、奥さんが
「この子ったらね、昨日のヘアースタイルの話したら、『おじさん、その後なんて言ったの』だって。なんにもって言ったら『その後が肝心なのに！』って言うのよ。」
娘は向こうの部屋で話を聞きながら、こっちを向いてニヤニヤしている。
「じゃあ、特別何か心境の変化でもあったわけ？」
「エヘヘヘ・・・・」
「なにがあってもさ、『カットしたんだ』って言ってもらうのが嬉しいんだよね。女の人は」ぼくもどっかで仕入れたような事をしゃべっている。
娘は相変わらずニヤニヤしながら、こっちの話を聞いている。かわいいおませさん。
でもホントはなにかあったのかなあ？そこまでは聞けず終いだった。
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