サイド・インパクトと餅つき?
病院の先生の「何か事故かなんかに・・・」の一言で、思い当たることが二つあった。一つは2年前の交通事故。交差点のど真ん中で、信号無視の車に60キロ以上のスピードで真横にぶつけられて、こっちの車(タウンエース)はぶっとばされて、角の食堂の柱をへし折り、やっと停車。 なにせ相手は信号の変わり目の(両方・赤信号)を自分の都合の良い方に解釈してつっこんできたものだからたまらない。しばらくの間、何が起こったのか理解不能状態だった。 車を降りて、事の重大さに唖然!クチャクチャである。気が立っていると痛みを忘れると言うが、正にその状態で、自分でも不思議なくらい冷静だった。相手はオロオロ。 それよりも後部座席に乗っていた娘が大変だった。歩けない! すぐ救急車がよばれ、二人とも病院へ。検査の結果足首の骨折。ここで自分もついでに検査してもらっておくべきだった。娘の方が心配で自分どころではなかったのだ。 このときのサイド・インパクトが、かなり右半身に影響を与えていたようだ。腰骨の変形は微妙に徐々に症状を現してきたようである。
余談になるが、この事故の結末が合点がいかない。車は全損で保険で現在のハイエース・レジアスに変身?したが・・・。完璧に相手が悪いのに、同乗者が怪我をした場合、運転手(つまり僕自身)が加害者になると言う。「え〜っ!」と言っても反論も空しく・・・有罪!?中期免停の処罰を食らう。あの3ヶ月の情けなかったこと。
二つ目は仕事上の事故。高さ2メートルくらいのところで作業をしていたときのこと。60キロ(今度は重さ)のボイラーを設置しようと持ち上げたとき、バランスをくずして、後方へ転落しそうになった。 手を離せばと言われるかも知れないが、そこが本能?と言うか、商品をかばっていた。何十万もする商品である、当然と言えば当然。 しかし身体へのダメージは大きかった。真下にこそ転落は免れたが、横のブロック塀の角で右腰をしこたま打ち付けた。自分の体重プラス、ボイラーの重みがのしかかっている。しばらくどころか30分くらいその場で動けなかった。 さすがにこの時は病院へ行ったのだが、詳しい検査はせずに、打撲処置程度で終わってしまった。やはり、このときも徹底的に検査、治療をしておくべきだった。悔やんでも遅い!
なにはともあれ、様々なツケをまわされて、今回の症状があることは十分すぎる位分かっている。誰にも文句が言えない。
さて、年末の我が家の、いや我が親戚の恒例行事が近づいてきた。【餅つき】である。うちの親戚は女性上位?で男性にまるで迫力がない。5軒分つくのだが、作業の大部分は僕一人の力にかかっていると言っても過言ではない。 今でこそガスでやっているが、5,6年前までは、ブロックで臨時のかまどをつくり、薪で火をおこして蒸していた。小突きも手返しも僕の担当で、最後の突きを息子たちがするくらいである。 今年はこの調子ではどうなることやら?手返しは結構腰に負担がかかるんだけどね。代わりはいないし・・・。後継者育成を怠ったツケが、ここにも回ってきたのかも知れない。
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