<< 2013/09 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

捻じれ

何も言わない・・・

そんな優しさもある

言葉を用いず・・・

心を送る

疑心は、心底信じていない印かもしれないね


呼び戻した日常は

活き活きとしてますか

遠くに追いやった非日常に

未練はありませんか

きみには

両者を併せ持つ器用さはないからな


きみは

僕の中の美的なアンバランスを知らない

奇異に受け止め疑問符を投げかける

永遠に交わることのない

捻じれの位置関係

せめて・・・

座標軸の起点だけでも

共有していたかった





25.9.11-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

だから・・・

今日も来てくれてありがとう

今夜も来てくれてありがとう

どこの誰だかわからないけど・・・
(大体の所は把握してるんだけどね)

あなたがいるから

僕はこうして今日も書く25.9.5-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

熟練の味

どんな分野でも
世代交代の波は如何ともし難い。

「あんたの出番じゃない」
「ここは僕たちでやる」と言われれば
従わざるをえない。

若いころ、僕たちもそうだったんだから・・・


しかし、そうは言いながら
黙って引き下がるのも情けない。
同じレベルで対抗しようとは思わないが
「これができるか?」的な世界は持ちたいと思う。

インスタントの思いつきじゃなく
軽はずみじゃなく
経験に裏付けされた熟練の味で・・・
25.9.10-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

然り

「倍返し」が前時代的と言われようとも

その内面に秘められた

<反骨><なにくそ>精神は

決して失ってはならないと思うのです。

それを失くしたら・・・

ただの<負け犬>です。



ビジネス然り

スポーツ然り25.8.28-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

問答

視覚的には、画一な文字に見えるかも知れないが

感覚的には、感情のままの殴り書きである。

相手は自分自身と断言していい。

主体たる自分に

第二の分身が語りかける。

第三の第四の自分が鋭い眼差しを向け

過激な反論を繰り出す。25.9.6-3.jpg
こんな問答が

夢の中でも延々と続く・・・。

僕は僕自身だと言いながら

いくつもの自分が鋭い問いを投げかける。

「おまえ、いくつだと思ってるんだ?自覚・・・あんのかよ?」

<人生は、いつも青春・・・いつも心の流離い>

「何をキザなこと言ってんのさ。いい加減〜己を確立しろよ」

<中途半端なまま固まった人間にはなりたくないのさ>

<小っちゃく固まんなよ〜って言ったのはお前だろ?>
25.9.6-4.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

笑顔

笑顔というものを

遠い過去に置き忘れたきみが

笑った・・・

それだけ笑わなかったのかと思うほど

清楚な顔の

意外な場所に

僕は鮮明な皺を見つけて驚いた25.9.5-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

挿絵

拙い僕の詩に

きみが挿絵を描く

それがあのころの

二人の約束でしたね


きみはずいぶんと

素敵な絵を描いてくれたのに

僕の詩は

ちっとも進まなくて

発想の貧弱さを嘆いたものさ


いっそ画集にして

僕がその横に

ちょこっと書く方がよかったのかな

それでも

気の利いた言葉は生まれなかったような

気がするよ
25.9.5-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

眼力

自分が変われば

相手が変わる

家庭が変わる

社会や天下国家までは別として

やはり・・・

自分を変化、向上させていかなくちゃ



問題は

マイナス思考が怖いことだ

周りもマイナスに変化する

やること為すこと

行き詰まり下降するはずだ



心のプラスマイナスは

目に現れる

眼力だな25.9.3-2.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

商売人

「あいつは、商売人だなぁ〜」という言葉には

イコール好評価というわけではない。

計算高いとか、転んでもタダでは起きない・・・

そんな語感がある。

とは言いながら、利潤追求が商売である以上

損ばかりしていては、ただの<いい人>

如何にして、顧客に満足を与えるか

何事も此処に集約される。

誤魔化しでなく、カラクリでもなく

真っ向勝負で納得、満足していただくこと。

そのためには・・・

お金に出てこない〜

努力や心尽くしや丹精込めた取り組みが

ゴールを待っている。25.9.3-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

背景の記憶(141)

僕自身、そんな感情を抱いたつもりはなかったのだが
「振り回された」「戸惑った」「対処不能」の場面が
あまりにも多かった。

季節の移ろいの周期なら、十分に対応できたかもしれない。
それが、「昨日の今日」とか「朝と夜」というような
心と言葉の変遷は、僕を混乱させ言葉を奪い去った。

僕の中では、「病」と結びつける要素は皆無だった。
むしろ、周りの声や評価にこそ不信を抱いていたくらいだ。
どんな症状であれ、ひたすら「聞く」ということに
僕は集中したし、僕の中で出された答えをさらに抽出して
これだという答えを言葉に託したつもりだった。

何度思ったことだろう。嘆いたことだろう。
言葉の虚しさを・・・言葉の無力を・・・
まるで自分が試されているような疑念が
湧いては消え、また湧き上がってきた日々。

「励ましては逆効果だ」という説も耳にした。
「ひたすら聞いてあげることだ」も実践した。
向き合えば向き合うほど・・・
<純>と<狂>が交錯した。
<陽>と<陰> <ハイ>と<ロー> <躁>と<鬱>
さっきの答えと全く逆のことを言葉にしている僕がいた。

僕は、そのたびに兄を思い出していた。
十分経験済みのはずだったが、十人十色百人百色が
明白な答えであり正解はどこにもなかった。

食い尽くされて、吸いつくされて
干からびた僕の残骸が
夏の終わりを告げる雨に晒されていた。



25.9.2-1.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top