さらば青春

♪僕は呼びかけはしない
 遠くすぎ去るものに
 僕は呼びかけはしない
 かたわらを行くものさえ
 見るがいい黒い水が
 抱き込むように流れてく
 少女よ泣くのはお止め
 風も木も川も土も
 みんなみんな
 たわむれの口笛を吹く

 僕は呼びかけはしない
 遠くすぎ去るものに
 僕は呼びかけはしない
 かたわらを行くものさえ
 見るがいい黒い犬が
 えものさがしてかけて行く
 少女よ泣くのはお止め
 空も海も月も星も
 みんなみんなうつろな輝きだ

         さらば青春   小椋佳


 

 08ttyy.jpg

僕の人生は・・・

 15歳から24歳までの10年間に集約され

 燃え尽きたと言っても過言ではない。

 もちろんその根底に実母の死去があることは言うまでもない。

 <さすらい>と言えばかっこつけすぎだが、自身には

 濃密すぎるほどの体験が詰め込まれている。

 親戚をたらい回しにされたと言う人もいるけれども

 僕はそうはうけとめてはいない。

 「おまえは世捨て人みたいな奴やな」と蔑まれようが

 気にはしていなかった。事実、それに近い人生観であったから。

 「母のいない人生なんて」この世を捨てたも同然だ。

 <霊魂の不滅>が僕の救いでもあった。

 どこかに母の眼差しがあるから・・・。

 誰に何を言われようと、何をされようと

 飛び込んで行ける胸があるから・・・。

 あたたかく、やわらかく、包み込まれる至福の世界

23577d26d013f5f.jpg

posted by わたなべあきお | - | -

▲page top