ひとの歴史に歌がある・・・
♪コツコツとアスファルトに刻む足音を
踏みしめるたびに
俺は俺で在り続けたい そう願った
裏腹な心たちが見えて やりきれない夜を数え
逃れられない闇の中で 今日も眠ったふりをする
死にたいくらいに憧れた 花の都 大東京
薄っぺらのボストンバッグ 北へ北へ向かった
ざらついたにがい砂を噛むと
ねじ伏せられた正直さが
今ごろになってやけに 骨身にしみる
ああ しあわせのトンボよ どこへ
お前はどこへ飛んで行く
ああ しあわせのトンボが ほら
舌を出して 笑ってらあ
長淵 剛<とんぼ>
東京と京都の違いはあれ
共感する部分になると
つい・・・
目がしらが熱くなる
♪ ケツの座りの悪い都会で 憤りの酒をたらせば
半端な俺の 骨身にしみる
ああ・・・
負け犬意識はなかった
雨の中
傘もささずに
ドボドボに濡れて歩く自分がいた
・・・・・・・・・・・・・・・